挨拶・予想・肩書き
7期のEddieです。
AnotherVisionではテキストを書く仕事を主に担当していました。AVCCに記事を書くのは今年で4回目です。気が向いたら昔の記事も読んでくれると嬉しいです。
さて今日は12月31日。2022年も、このカレンダーも、いつの間にやら最終日です。ため息さえ凍りつくようなこの年の瀬に、せめて心だけでも温まる記事を書きたい。かじかんだ指先を溶かすカイロように、小さくとも確かな、優しい熱を届けたい。そんな気持ちがいま、僕の心の8割を占めています。これまでも、これからも、冬が来るたび僕は同じ想いを胸に抱くのでしょう。それはそれとして、この記事は残りの2割の心で書きました。
*「肩書きとAnotherVisionの未来」は「ホストに関する予想」を読んだ後でないと理解できない可能性が高いです。
AVCCの挨拶
AVCCでどんな挨拶の文句が使われているのかが気になったので、調べてみた。
調査対象としたのは2019年12月1日から2022年12月31日(「限りなく冗長な自己紹介、あるいは小さな記事の寄せ集め、あるいは他の何か。」)までの4年分の記事、計159本である。まず各記事から挨拶部分を抽出し、語彙と形式に基づいていい感じに分類した。次に挨拶ごとの使用回数をカウントした。その結果、AVCCで最もよく利用されている挨拶は「こんにちは」であることがわかった。
以下にその詳細を書いていくことで、僕の卒論の代わりにしたいと思う。
<挨拶の種類>
この4年間のAVCCで使われてきた挨拶は、語彙と形式によって5種類に大別できる。「時間に基づく挨拶」「関係性に基づく挨拶」「特殊な挨拶」「その他の挨拶」「挨拶なし」の5つだ。ひとつひとつ見ていこう。
①時間に基づく挨拶
「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」という日本語の最も基本的な挨拶がこれにあたる。用例は少ないが「ハロー」もここに分類した。これらの挨拶は単体で用いられることもあれば、「おはようございます、こんにちは、こんばんは」という風に並列的に用いられることもある。
②関係性に基づく挨拶
「どうも」「はじめまして」「お世話になっております」「はじめまして+お久しぶりです」の4種類だ。「初めまして」と漢字表記される場合も多い。時間に基づく挨拶と組み合わせて使われることもある。
③特殊な挨拶
特定の状況でのみ用いられる、あるいはその挨拶を用いる人が少数であるような、日常で見聞きする頻度が低い挨拶をここに分類した。
AVCCで確認できたのは「メリークリスマス」「おはこんばんにちは」「おはこんハロチャオ!」「やっはろ~~」「ごきげんよう」「はいたい!」「わいわい!」の7種類。
また、珍しい挨拶というわけではないが、他に適当な分類先の無かった「皆さんいかがお過ごしでしょうか」もここに分類した。
④その他の挨拶
日常的に用いられている挨拶のような定型性は無いものの、「最初に自分の名を名乗っている」という点に挨拶らしさを認められるものはここに分類した。
具体的には「本日12月31日の記事を担当します、7期のEddieです」「最近右腕の龍の紋章が疼いている、7期のEddieです」という風に何かひとこと言ってから名乗るパターンと、記事冒頭から「7期のEddieです」と言って名前で切り込んでいくパターンだ。
特に後者は、サザエさんの次回予告で「マスオです。仕事帰りのお父さんが怪しげな店に入っていくのを見かけて……」という時の、あの「マスオです」みたいな歯切れの良さがあって僕は好きだ。
僕は去年も一昨年もAVCCでは「どうも、7期のEddieです」と挨拶していたのだが、今回はこのサザエさんの次回予告方式を採用して「7期のEddieです」と挨拶している。
⑤挨拶なし
これといって挨拶がないパターンも存在する。ただしその中にも、自己紹介欄を設けており挨拶の意志を感じられるものと、記事のどこかで一応名前が出てくる程度のものと、どこにも名前が無いものの3種類が存在する。
AVCCで用いられている挨拶の分類は以上だ。
<各挨拶の使用回数>
上に挙げた挨拶が、過去の159記事の中でどれだけ使われているかを数えてみた。結果は下表の通りだ。
使用回数1位は56回で「こんにちは」。2位に35回の差をつけての圧勝となった。日常会話で発することの多い「こんにちは」に対する強い信頼の証と言えるだろう。
2位は21回で「はじめまして」。人数の多いAnotherVisionでは同じサークルの仲間といえど面識の無い人も多いことを意識しての使用か。2022年には「はじめまして」の単体使用が無く、また他の挨拶との併用も少ないというのが興味深い。馴れ馴れしい奴が増えている、ということを意味しているのであろうか。
3位は11回で「こんにちは+はじめまして」。全体に向けて「こんにちは」と爽やかに挨拶をしつつ、面識の無い人に対しては「はじめまして」と礼儀正しく告げる、抜け目のない挨拶だ。
以上、ベスト3は大方の予想通りの結果となった。
ほかに気になったのは、「おはようございます、こんにちは、こんばんは」というように、複数の挨拶を併記している記事が多いという点である。153記事中、31記事で複数の挨拶が併記されている。
これは、昼に読む人もいれば夜に読む人もいるし、知り合いもいれば面識のない人もいるというように、多様な読者の存在を想定しての気遣いであろう。多様性への配慮の意識がAVCCにまで広がっているのかもしれない。もしくは「たくさん挨拶を書き並べたい!」という欲張りな心の表出という可能性もある。
また、「おはよう+こんにちは」の組み合わせがまだ使われていないという点も注目に値する。早い者勝ちだから、先駆者になりたい人は急いで使って欲しい。
<結論>
AVCCでは「こんにちは」が最もよく使われる挨拶であることがわかった。「アナ〜ビ〜!」みたいなAnotherVisionオリジナル挨拶が流行しない限り、この状況は変わらないだろう。今後AVCCを書く皆さんは参考にしてほしい。
本記事で取り扱ったテーマについてはまだかなり分析・考察の余地が残されているので、誰かが引き継いでくれることを期待している。
ホストに関する予想
先日渋谷を歩いていたら、世界三大宣伝トラックの一つ、ホスト宣伝トラックに出くわした。
知らない人のために説明しておくと、世界三大宣伝トラックとは、ホスト宣伝トラック、謎のアイドル宣伝トラック、そしてバニラ求人宣伝トラックの3つのことである。渋谷はその全てをもれなく見学することができる世界でも稀な場所だから、いつも観光客であふれている。
僕が出会ったトラックには、カラフルな荷台にホストの男性数名の顔と名前がデカデカと印刷されていた。驚くべきことに、その中の一人の名前が「碇シンジ」であった。本物の碇シンジである可能性は低いから、これはたぶん源氏名であろう。
少し調べてみると、ホストの源氏名はアニメや漫画のキャラクターから取られることが多いようだ。両津勘吉とかもいるのだろうか。酒には強そうである。一昔前のホストは信じられないくらい髪の毛を盛っていたイメージが強いが、あのホストたちの源氏名はもしかしたら武藤遊戯とかだったのかもしれない。
そもそも「源氏名」というのは、本来は『源氏物語』から取った名前を言うらしい。とするとアニメや漫画のキャラクターから名前を取るのは、割と原義に近いことをやっていてなかなか風流だ。僕の源氏名はEddieだが、これはただ本名をもじっただけで趣がない。大学で日本文学を学んでいる身としては何とも情けない体たらくである。
ホストの宣伝トラックには、顔や名前と一緒にそれぞれの肩書きが書かれていることが多い。それも「社長」とか「支配人」とか「代表」とか、どれも立派な役職である。
結局のところ誰が一番偉いのだろうか。この疑問について僕は時々、本当は誰が偉いとか、誰が偉くないとか、そんなものは無いんじゃないかと思うことがある。
これはあくまで偏見だが、トラックに顔が載っていない人まで含めて、全てのホストが「会長」だの「理事長」だの序列のうやむやな役職をもっているんじゃないかという気がしている。
規模の大きいホストクラブともなると、「長」「部長」「専務」「主任」「相談役」「取締役」「最高顧問」「CEO」「最高司令官」「名誉会長」「総書記」「総長」「主将」「キャプテン」くらいは居てもおかしくない。
そんなにたくさん必要ないんだからあるわけがないと思うかもしれないが、「偉いホストにもてなされることで自分の地位を確認したい」という客の承認欲求を満たすためだと考えれば、ありえない話ではないだろう。
人はみな、付き合っている人々のステータスによって自分の地位を確認しようとする。芸能人と知り合いであることを自慢するのも、クラスのかっこいい男子のグループに入ることでしれっと自分もかっこいい男子ですみたいな雰囲気を出すのも、全てそうだ。
肩書きの魔力もそこにある。ホストの客からすれば、下っ端ホストよりは最高顧問のホストに接待されることで自分は上客だと思い込みたいのである。そういう心理を利用してリピーターを増やすために、ホストはみな肩書きを持っていると考えられるのだ。
その場合ホストは、序列というものに慎重になる必要がある。最高顧問と言いつつ実際はただの下っ端などということがあれば客を失望させてしまうからである。
客に疑いの目を向けられるようなリスクはできる限り事前に排除するはずだ。まず間違いなく、ディズニーランドで複数のミッキーが同じ場所に現れないようになっているのと同じ仕組みで、支配人や最高顧問やCEOらの出勤日が重なり過ぎないように調整されているだろう。
また、ホストたち自身も敢えて仲間のホストとの上下関係は不問にしたまま働いているのではないか。「俺は最高顧問だけど、実はキャプテンのあいつの方が偉いんだよな」みたいなことを意識してしまうと、それが接客態度に漏れ出て客に感づかれる恐れがある。
そういうことを避けるためには、ホスト間の序列は曖昧なままにしておかねばならない。だからたぶん、序列がはっきりしないように、ホストクラブの組織図は傘連判状スタイルで書かれている可能性が高い。
ただ、そうは言ってもたくさんの役職があることにはホストたちも気がつくはずだから、「ホストだけにポストがたくさん」というギャグが仲間内で流行している可能性もある。
まあこれはあくまで全て僕の偏見であり、予想だ。実際のホストやホストの客が、本当に僕の予想通りになっているかどうかは未確認である。
しかし逆に言えば未確認だからこそ予想足りうるのだ。まだ否定されてはいないのである。ホストがみな肩書きをもっている可能性は今のところ0ではない。希望はある。
肩書きとAnotherVisionの未来
AnotherVisionのメンバーだってみんな源氏名で活動しているんだから、極端に言えばホストと一緒だ。キャバ嬢でもいい。極端に言わなかったら全然一緒ではないが、極端に言えば一緒だ。源氏名で活動している人とそうでない人でこの世を二分すれば、AnotherVisionとホストは同じ側の人間になる。だから、極端に言えばAnotherVisionとホストは一緒だ。
なので、大きく論理を飛躍させて言えば、AnotherVisionでも全員に肩書きを配ったほうがいい。なぜなら、「極端に言えばAnotherVisionとホストは一緒」であり「ホストはみな肩書きを持っている可能性がある」からだ(三段跳び論法)。
それに肩書きというのはもっているだけでテンションが上がるし、周囲の人間に振りかざしてビビらせることもできるし、就活でリーダー経験をアピールするのにも使える。あって損はないだろう。
しかしながら、現実的には全員に肩書きを配るのは無理だ。AnotherVisionのメンバー数に対して役職(肩書き)の数が少なすぎる。とてもじゃないがひとりひとりに役職を与えることはできない。
そこで提案なのだが、AnotherVisionの役職を増やしてはどうだろうか。メンバー全員に肩書きを配るにはそれが1番だと思う。メンバーを減らすという方法もあるが、効率性で劣るので今回は見送った。
新設する役職は、まあ余裕をもって500もあればいいだろう。役職というのは、言い換えれば「ある部署における地位」(例えば「法務部」の「部長」)だから、<部署の数×部署内での地位の数>が役職数となる。つまり、その掛け算の結果が500を上回るように部署と地位をそれぞれ新設すればいいわけだ。
部署を増やすなら、例えば「人事部」「品質管理部」「コンプライアンス管理部」「マーケティング本部」など、どの組織にもあるような基本的な部署をAnotherVisionにも設立してはどうだろうか。職分と責任を明確化することで、これらの取り組みを強化することができる。
また謎解き制作団体としては「編集部」「別解対策本部」「議事録監査委員会」「謎解き同行代行相談室」も欲しいところだ。
さらに昨今の社会情勢を鑑みるに、「DX推進部」「グローバルイノベーション戦略本部」「持続可能な一枚謎開発部」「男女共同参画謎解き推進部」も欠かせないと思う。
合わせて時代を先取りし「次世代謎解き開発部」「量子謎解き総合研究所」「22世紀大謎ソリューションセンター」「ハイパー・コンテンツ・クリエイション・フォース」など、最先端の謎解き制作に取り組む部署を設置することで、業界におけるAnotherVisionのプレゼンスを高めていくことができる。
そして各部署における地位については、ホストと同じように「長」「部長」「会長」「専務」「主任」「相談役」「取締役」「総支配人」「理事長」「最高顧問」「CEO」「最高司令官」「名誉会長」「総書記」「総長」「代表」「主将」「キャプテン」があればいいだろう。
気分に合わせて「常務執行役員」「総合アドバイザー」「チーフエコノミスト」「上級フェロー」「上級分析官」「総大将」「宣伝大使」「客員教授」「主席インフルエンサー」「四天王」「七賢」「大司教」「老中」「右大臣」などを導入するのもありだ。今の時代、多様性はあればあるほど良い。
とりあえずこれで、部署の数×部署内での地位の数=16×32=512個の役職を増やすことができる。つまり「編集部主任」のような肩書きを512個も創出できるのだ。
あとはこれをみんなに配ればいい。なぜ配るのかもう一度理由を言おうか? それは「極端に言えばAnotherVisionとホストは一緒」であり「ホストはみな肩書きを持っている可能性がある」からだ。そこから論理を飛躍させて得られる結論は「AnotherVisionでも全員に肩書きを配る」である。
シミュレーション用に高度肩書き分配プログラムも用意した。このプログラムを使えば、上記の肩書きの中から自分に与えられるものを知ることができる。今回は数に余裕があるから、1人につき2つの肩書きを与えるように設定している。また上には挙げていない部署や地位も、私の独断でいくつか加えた(そもそも全て私の独断だが)。
一応、ロトポン(7期)で実験しておこう。ロトポンの肩書きは……
うむ、大成功だ。ロトポンもなかなか立派になった。
そういうわけで、私はAnotherVisionのメンバー全員に肩書きを配ることを提案する。なぜなら「極端に言えばAnotherVisionとホストは一緒」であり「ホストはみな肩書きを持っている可能性がある」からだ。
AnotherVisionの未来に関わる大事な提案だから、ひとりひとり胸に手を当てて、本当に必要なことは何なのかをじっくり考えてみて欲しい。私はみなさんがより良い判断を下すことを期待している。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。そしてAVCC取締役のまるさん、トマトさん、本当にありがとうございました。
宣伝ですが、一昨年のAVCCはこちらですのでよかったら読んでください。
noteも時々書いていますので、よかったら見てください。
それでは、よいお年を。
限りなく冗長な自己紹介、あるいは小さな記事の寄せ集め、あるいは他の何か。
こんにちは。
初めましての人は初めまして。久しぶりの人はお久しぶりです。それ以外の人にはそれ以外の挨拶を。
Annです。
さて、ここで簡単に自己紹介などができればよかったのですが、特に紹介したい自己があるわけでもなく。
知り合いの皆さんは、「Annはこういう人間だ」と思っている何かしらがあるかもしれません。そうであれば、それが正解です。*1
そうでない方にとっては、そもそもAnnという人間自体が取るに足らない存在なはずです。であれば、そのような人間の自己紹介が書かれていたところで面白くもないでしょう。*2
ということで、めでたくこの記事には自己紹介が不要であることが示されました。*3
...と。
冗談はおいておいて。自己紹介です。
AnotherVision9期のAnnです。
団体では文字を書いたり、音楽を書いたり、キャストをしたり、謎を作ろうとして諦めたり、デザインをしようとして諦めたり、いろいろなことをしています。*4*5
最近出た作品だと...
CHEATESTやTechno-Leakなんかに関わらせていただきました。どちらも素敵な作品です。*6
謎解き以外では、マーダーミステリーやTRPG*7なんかを嗜んでいます。
楽しいことはなんでも好きなので、最近は色々なものに触れてる気がしますね。*8どうやらお酒もそれなりに好きらしいです。*9
好きな謎解き公演は『Revolver』。*10
好きなTRPGシナリオは『変葬』。
こんな感じでしょうか。*11
さて。
本題、と行きたいところなのですが、どうも記事の内容が思いつかないのです。
面白い記事が思いつかず、書いては捨て、書いては捨て、を繰り返して、捨てた記事が片手で数えきれなくなってきたころに。
思いつきました。
この捨てた記事たちを寄せ集めたら、それっぽくなるのでは...?
それでは、お付き合いください。
文章を書くこと
謎解き公演の制作では、私は文章を書く仕事をよく担当します。いわゆるテキスト班ってやつです。
テキスト班の仕事について言及しようかとも思いましたが、今回は少し違ったお話を。
人間が書いた文章には、その人の「色」が出ます。それは言葉の選び方だったり、文の展開の仕方だったり、口調だったりいろいろです。*12
私は、文章を読んで、それを書いた人の「色」を感じるのが好きです。
細かい言い回しや言葉の選び方から、それを書いた人が考えていたことや感情を推測するのはなかなか面白い、と思いませんか?*13
幸いにも、私も文章を好んでくれている物好き...おっと失礼。好んでくれている方もいるようで、身に余る光栄です。
そういえば、去年のAVCCでは私は物書きを気取っていたようです。せっかくなので記事をおいておきましょうか。
...とまあなんと言いますか。テキストの読み方っていろいろあるよね、人が書いたテキストって人間らしくて良いよねっていう、それだけの話でした。終わり。
演じること
私はしばしば「演じる」ことをします。それはマーダーミステリーやTRPGのキャラクターだったり、謎解き公演の登場人物だったり、他にも様々です。
ありがたいことに演じるお仕事をやらせてもらったこともあり、
STOROBOX SHOWCASE
— Ann (@Mr_Ann3) 2022年8月19日
一日目、閉幕です!
今日は『#ウェズンの空夢 』に芸術家として出演していました。
物語の世界を、お楽しみいただけていれば幸いです。
それではまた明日、アトリエでお会いしましょう。
少し様子のおかしい芸術家や、
OP音楽とテキスト、当日はキャストとして関わらせていただきました。皆さんの楽しみの一助となれていれば幸いです。
— Ann (@Mr_Ann3) 2022年12月13日
そして、この素晴らしい作品の制作に関わることができたことを、心から光栄に思います。ありがとう。
それでは、またどこかで。 https://t.co/Uyj9gtz99y
画面の向こうの協力者など、
楽しい役を演じさせていただきました。*14
「演じる」という行為にもいろいろなやり方があるようです。私は、自分自身の中に「演じる役の人格を収納してある」感じです。説明が難しい。
演じる時は、収納してある人格といろいろ相談をします。
「意識の半分くらいはあげるから好きにやってよ」
「でもお客さんが困ってそうだったらこっちで軌道修正するからね」
「この言葉は言っちゃダメだよ?ゲームが壊れちゃう」
「言ってほしいことまとめるから君の言葉でこれ言ってね」
とか...
「...もういいや、全部あげるから好きにやっていいよ」
とか...
脳内で役とAnnが常に会議をしています。たまに喧嘩したりもします。*15
自分ではない自分と会話するのは、なかなか不思議な感覚で面白いものです。
そろそろ書くのが面倒になってきました。書くのが面倒ということは読むのはもっと面倒ということでしょう。飽きてきたな〜という方はここらでお別れといたしましょう。ありがとうございました。それではまた。
...え、まだ読んでくれているんですか?
そうですか。貴方も物好きですね。
誰かの年始の暇つぶしの一つにでもなるのなら、もう少し書いてみましょうかね。
ここからは小さな記事を連投していきましょう。小学生が夏休み最終日に30日分まとめて書く日記と同じですね。*16それでは。
コンテンツの発展について
”体験”重視の謎解き公演、いわゆる”エモ系”と言われるマーダーミステリー、クトゥルフ神話要素の少ないクトゥルフ神話TRPG、人間ドラマが中心の推理小説、などなど...
様々なコンテンツは、それが多くの人に広まっていく過程で、それが本来持っていた特性とは違ったものにフォーカスするものが増えていくようです。これは必然なんでしょうか。よくわかりませんね。
悪いうことだとは決して思いませんが、「そうそう、これが(コンテンツ)だよね」と思えるような、当初のスタイルにこだわったもので高いクオリティのものと出会えた時は高揚感を覚えるのもまた事実。*17
今後謎解き公演は、マーダーミステリーは、その他のエンタメたちはどのように発展していくのでしょうか。
観測者として、楽しみに思います。
ちょっとしたこだわりについて
ちょっとしたこだわり、良いですよね。
使い道が極めて限定された道具をわざわざ買ってみたり*18、普段何かをするときにちょっとだけ時間をかけてみたり*19。
ものがより良くなる、というのももちろんありますが、かけた時間や使ったお金そのものが体験になる感覚がとても好きです。
好きなバンド
私はUNISON SQUARE GARDEN というバンドの大ファンです。歌詞の素敵な言葉選びと言葉遊び、キャッチーかつ深みのあるメロディー、特徴的だがストレスなく聞ける声、ハーモニーからリズムまで多彩な顔を見せるギター、高い技術と目立ちすぎないさりげなさが同居している心地良いドラム、ところどころに遊び心が散りばめられているベースライン...
好きなところをあげるとキリがありませんが、とにかくいいのです。特に最近お気に入りの一曲をあげておくので聞いてみてください。*20
フリーBGMについて
フリーBGM、とてもいいです。なんでフリーなのかわからん音楽が大量に転がっています。皆さんも好きなBGMを見つけてみてください。生活が豊かになる、かもしれません。
作りたいもの
面白いもの、作りたいですよね。
いきたいところ
いろいろな場所に出かけたい。
ほしいもの
たくさんあります。
その他色々
色々。*21
まとめ
はい。ということで。この記事の総括をする場のようです。これほど総括しにくい記事を私は他に知りません。
この記事って結局のところなんだったんでしょうか。
ただの記事の寄せ集めにも、この記事自体が冗長な自己紹介にも見えます。
それ以外の何かだと思う人もいるかもしれません。
貴方がこの記事を読んで、この記事は「こういうものだ」と思ったのであれば、
それが正解です。
ありがとうございました、それではまた。
*1:私が自分自身のことをどう規定しようが、他の人にそう見えていないのであればそれは嘘であり、それはAnnはAnnという人間をどう思っているかを話しているにすぎない、のかもしれません。そんなことないか。
*2:知らない人の自己紹介、私は好きですけどね。「その人がどんな人か」よりも「その人は自分自身をどう規定しているのか」がわかって面白い。そんな見方する人間は嫌だ?そうですか...ちょっと凹みました。嘘です。
*3:詭弁だと?私もそう思います。
*4:ほんとにいろいろなことと言えるのか?と思った方。正解です。
*5:いろいろやってるんだな〜と思った方。それも正解です。
*6:皆さんお察しの通りこの記事には嘘が多分に含まれています。が、これだけは本当です。ほんとに素敵な作品なんです。
*7:他の方の記事でもよく出ていますから、これらがどんな遊びかは説明不要でしょう。
*8:様々な人に連れられて、様々なエンタメを摂取する。やはりAnotherVisionは良いコミュニティです。
*9:飲むことよりも知識を集めることの方が好きだったりします。「飲んだことないけど知ってる」ものが多かったり。
*10:制作に関わったものは除いています。全部好きなので。
*11:ここまでに脚注含めて1000文字程度。私はどうやら1000文字で語り尽くせる人間らしいですね。そんなことない?ならそんなことないのかもしれません。
*12:色を出さず、癖のない文章を書くのが得意な方もいます。その「無色」も一つの「色」なのかもしれません。
*13:悪趣味だ、と思いましたか?そうですか...
*14:ありがとうございました
*15:いつもかもしれません。
*16:私も例に漏れず、宿題は全部最終日にやる人でした。
*17:王道、とか本格、とかいうやつですね。あまりこの言葉も好きではない(それが特異性のあるものに見えてしまうからです)のですが、他に言葉を知らないので。
*18:以前、形から入りたくてカクテルグラスを買いました。今は置物になっています。
*19:丁寧に入れた紅茶、味が全然違います。ぜひお試しを。
*20:いい曲です。冬に聞く曲ではないかもしれません。
*21:好きな時間、今年の楽しかったこと、遊んだシナリオ、人間関係、エトセトラ、エトセトラ。
ある2人へ
敬意と殺意を込めて
こんにちは。8期のトマトです。
AnotherVisionでは裏方だったり、たまにスタッフだったり、今年はAVCCのとりまとめだったり。
さて、AVCCでは今年も多くの記事が投稿されました。
30本以上の記事が存在するのだから、読者全員に宛ててはいない記事が1本や2本あっても問題ないでしょう。
この記事はごく少数の人の話しかしていませんが、この記事を訪れてくれた方も他人の紹介文を読むような、あるいは告白や決闘の現場を覗くような気持ちで読んでもらえれば幸いです。
親みたいな人に引導を渡したかった
親についての話をしましょう。
親といっても、生まれたばかりの雛鳥が初めて見た動くものを親だと思う、あの親です。団体に入って初めて何かを教え、面倒を見てくれた団体内の親。
親2人にはとてもお世話になりました。とりわけ母親には何度も助けられました。制作における技術や裏方の業務を教わっただけでなく、ひねくれた性格の私に対して諭してくれたり、謎解きやマーダーミステリーで遊んでくれたり。
「もう何もできないし団体にいるのやめたほうがいいんじゃないかって思うんですよね」って言ったら「やめたほうがいいかもね」って返すような人だから、わりと信用してたしかなり頼ってました。過言ではなく尊敬している人です。
だからあなたを殺したかった。現役で団体を構成する人としての生命を断ち、余生を過ごすだけの存在にしたかった。いつだったか、あなたが疎ましく見えた。尊敬している人だからこそ疎ましく思いたくなかったし、もしこの先他の同期や後輩にも疎ましがられることがあったらと思うと怖かった。格好良いままの姿で終わってほしかった。だから殺したいと思った。でもできなかった。殺したいと思いながら無意識のうちに頼り続け、そのうち殺意もそれを抱いた理由も忘れていた。だから今も、ほとんど死んだようなあなたに引導を渡すことすらできずにいる。
どうすれば良かったのかな。
憧れている人に憧れるのをやめた
憧れている人の話をしましょう。
見とれるくらい綺麗な日本語を使う人。堅い文書ではもちろん、砕けた文章や面白おかしい文章でも日本語の扱いが上手なのは変わらないのです。
一緒に団体の裏方の仕事もしました。今年になって気づいたけど、その人は的確な指示を素早く出せる人で、作業も早い。未熟な私が提案したことにも乗ってくれる優しい人でした。
私淑というと大袈裟かもしれませんが、私はその人に憧れて、その人のようになりたいと思っていました。裏で日本語の使い方を頑張って調べたり、その人の文章を何度も読み返したり。憧れる前にその人の文章のファンでもあったので、いくら読んでも苦にはならないけど、近づこうとするのは難しい。それでもその人を目指していたからできるようになったこともあるし、今の立場にもなれたのかもしれません。
そんなあなたと同じ立場になったから、嬉しくて、上手くやりたかった。でも目指せば目指すほど遠く見えた。だから憧れるのをやめた。同じ方向を見ていたらいつまでも敵わないと思った。あなたが上から引き継いだもの、あなたが作ってくれたものを全て壊して作り直した。そうすることでしか劣化版になることを避けられなかった。そうしてずっと周りの人を振り回している。新しく作ったものが瓦解するのを恐れている。
憧れて学ぼうとした日本語も、良くて「人並みよりやや上」くらいのものでしかない。
AVCCの話、あるいは
AVCCの話をしましょう。
親はAVCCの取りまとめでした。憧れていた人は毎年面白くて素敵な文章を書いていました。だから今年の取りまとめになったのです。親が残したものを私も残したかったし、憧れていた人が文章を書く場所を用意したかった。だから今年のAVCCを開催できて、嬉しく思っています。こんな個人的な感情を伝えても一緒に取りまとめをしてくれたまるには感謝しかありません。
これは建前。嘘ではないけど主な理由でもない。私は人々が文章を書く場を残したかった。親が取りまとめでも取りまとめじゃなくてもどうでもいいし、文章を書くのが上手な人だけでなく書きたい人が好きに書ける場所であってほしい。謎解き制作においてテキストの立ち位置は脆弱だ。花形でもないし、ストーリーを考える人以外はスポットライトが当たることもない。綺麗な謎、素晴らしいデザインだと褒める人はいても、指示文や注意書き、ストーリーシートの文章に目を向ける人は何人いるだろうか。テキストは技術を教えられることもない。できる人が少人数でやるだけ。私はテキストも謎やデザイン、物品やスタッフ、キャスト、その他諸々と同じくらい重要だと思ってるし、もっと目を向けてほしい。だからこれは小さな反撃みたいなもの。
というのは嘘で、単純に私はAVCCという企画が大好きなので取りまとめをやっています。私が今年の取りまとめを務められているのは、一緒に取りまとめをやってくれたまる、記事を書いてくれた人、書こうとしてくれた人、読んでくれた人、そしてAVCCを作った人と存続させてくれた人のお陰です。
これは全部本心。
みんなありがとう!
本当にありがとうございました。
謝辞
何も伝えず記事にしていいか聞いたのに快諾してくれた2人に心より感謝を申し上げます。
猫が死んでも世界は回る
ごきげんよう、初めましての方ははじめまして。
12月22日担当だったAnotherVision 9期の蜜井ひなです。
よろしくおねがいします。
この記事は300文字と2枚の画像で構成されています。
昨年のAVCCでは言葉の話をしていました。
『単語たちはねじれ、ひび割れて時に壊れる、押しつぶされ、引き伸ばされ、転び、滑り、消え去る、不正確さと共に滅び去る、一つ所にとどまりはしない、止まりはしない。』
今見ても綺麗なフレーズだと思う。
昨年のキャッチコピーで、うち83文字を使いました。
結局のところ、キャッチーなフレーズこそがすべてなんじゃない?
と、考えついてから何を書こうか決めるのに今日までかかってしまった。
日々を歩くこと
突然ですが、一つ質問です。
あなたにとって「生きること」とは何でしょうか?
冬の寒さが肌をさす今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
AnotherVision 8期の黒鉄です。こんにちは。誕生日なので何かください。
さて、長く続いたAnotherVisionCountdownCalendarもついに最終日です。
本記事と同日に公開されるEddieさんの記事は
折角の年の瀬です。
皆さんもご自身の1年を振り返りながら、ぜひこの記事を読んでみてください。
さて。
あなたにとって、今年という一年はどんな一年でしたか?
今年は「あなたの今までの人生にとって」どんな年でしたか?
私にとって、私の人生にとって、今年は「不変」の年でした。
それは勿論、良い意味でも、悪い意味でも、です。
色んなことを出来た一年ではありました。
一枚謎制作をさせていただきました。まだまだぺーぺーではありますが、去年に比べると少しだけ進歩したのではないかと思います。
音楽を沢山書かせていただきました。さまざまな場面で色々な曲を書かせていただきました。曲数にして13曲。関われた作品が多く出来たことは、とても嬉しいことです。
スタッフもさせていただきました。どれくらいの時間か、など具体的な数値は調べてないんですが、ここにあげるのが億劫になるくらいはスタッフをし、技術も去年に比べれば圧倒的に向上したのではないかと思います。
マーダーミステリーのGMを店舗でさせていただくことになったり、司会をさせていただいたり、色々なことを出来た、させていただいた一年でした。ただ、
去年から成長していない自分を見ることも多々ありました。
何をすれば良いのか分からないまま、とりあえず全てを受け持って、その結果体調を崩すことは少なくありませんでした。
変化することや拒否することを恐れて、結局私は変化出来ていなかったのです。
私にとって、生きることとは「日々を歩くこと」です。
私は生きるのがあまり上手ではありません。苦手意識がある、と言ったほうが正しい表現になりそうです。いつでも「かえりたい」ですし、いつでも「ねむりたい」です。
大きな原動力というものは無く、回復することもない日々の余力だけで前に進んでいます。進まされています。
ただ、それでも。
たとえ惰性だったとしても、
誰かのためで、そこに自分は無かったとしても、
私は生きていこうと思います。生きていくしかない、のかもしれません。
一度回ってしまった歯車を止めることの出来ない臆病者なのかもしれません。
けれど、私は生きていきます。自らの身体が悲鳴を上げ、地に倒れるその時まで。
この記事を読んでいる私にとって大切な人達へ。
どうか生きてください。私のために、生きてください。
この記事を読んで「重たいなあ」と笑える人達へ。
いつまでも、この記事を笑える人でいてください。
そして。いつか笑えなくなったとき、ここに戻ってきてください。
今日は大晦日、12月31日でございます。
すべての人達が、来年の今日、「これまで」を振り返った時。
今日振り返ったよりも良い「これまで」を振り返ることが出来るよう、祈っております。
それでは、みなさん。良いお年を。
また来年お目にかかるのを、楽しみにしております。
頑張らなきゃな~。
簡単に倒れないためにも、来年の一番の目標は「いろんな病院に行くこと」にしたいと思います。達成するのが先か、悲鳴を上げ臥せるのが先か。楽しみです。
生まれて初めて赤飯を炊くはずだった
大事な話
これはAnotherVisionの有志メンバーが参加するアドベント企画、AVCC2022の12月30日用に書かれた記事です。貴方がこれを何月何日に読むかは分かりませんが、この記事が上がったのは12月30日です。そういうことです。よろしくおねがいします。
今年のAVCCを一緒に取りまとめてくれた超絶頼れる相棒、トマトさんの記事はこちら。
ごあいさつその1
こんにちは あるいはおはようございます もしくはこんばんは
まるです ついにAVCCもここまで来てしまいました
明日で2022年も終わりですね
今年は皆さんにとってどのような1年でしたか?
一応こんなものを用意してみました 気が向いたらぜひ
とりあえず自己紹介をします
まるといいます 福岡生まれ福岡育ちの20歳 猫の日生まれの犬派*1
きのこたけのこはながらで食べやすいからきのこ*2
好きなゲームはスプラトゥーン*4と雀魂*5、ちょっとだけポーカーもやったりします
最近の悩みは人にモニコした後二度寝しちゃうから相手は間に合うのに自分は遅刻しがちなこと、一度寝ると大体4時間半いくかいかないかで目が覚めてしまうこと、カラオケで特定の歌を歌われるとそれに対応した悪夢を見てしまうこと*6
AnotherVision8期 活動歴は1年ちょっと(流行り病やらなんやらの影響で入会したはいいものの高校卒業後2年弱地元に幽閉されていました)
今年はメモリドルの制作に関わったりアナビのいくつかの公演でスタッフをやらせてもらったりしていました ありがたい限り…
それからSTOROBOXという体験型演劇をやる団体のメンバーだったりもします 今年の夏は自由が丘で子どもになっていました お越しくださった皆さん ありがとうございました☻
赤飯の話
早速ですが赤飯を炊きたいと思います わたしはよくTwitterとかで「めでたすぎか?赤飯炊いたわ」とか「脳内赤飯パーティーした」とか言うんですが そのくせリアルガチ赤飯を炊いたことがありません
このままじゃいけない どげんかせんといかん(cv:東国原邦夫)*7と思いまして 赤飯炊きましょう 今すぐ炊きましょう
準備するもの・必要なもの
・土鍋(炊飯器がおうちにある方は炊飯器で大丈夫です)
・小鍋(小豆を茹でるときに使います)
・おたま(灰汁をとるとおいしくなるらしいと聞きました)
・もち米(普通のお米でも大丈夫です)
・小豆(ささげ?でもいいらしいです)
・お水
・ごま塩(ごま塩がない赤飯はいちごが乗ってないショートケーキと一緒だと思っています)
・やる気
・根性
とは言え*8 ただそのまま赤飯炊いても面白くないんじゃない?ということで
AVCCの投稿が1日から25日まで全部出たら*9めっちゃめでたいしその時に赤飯を炊こう!
という縛りを作りました。なんで???
するとあら不思議、AVCCが始まって1週間しないくらいで赤飯が炊けないことになりました*10
困っちゃった。赤飯をめでたい時に食べるものとして認識しているので うまいことなにか赤飯炊いても良さそうなめでたいことないかな〜 と思ってTwitterやらカメラロールを眺めていたのですが そこで
あれ?もしかしなくてもアナビに関わりだしてから1年が経過しとるな???
ということに気付きました。普段あんまり特定の団体に長くいる事がないので*11、えっもう1年もあれこれやらせてもらってたんだ ひぇ〜ありがて〜と思ったわけです 個人的にはこれめっちゃめでたい話で う〜ん、これはお祝いするに値するんじゃない???と。
じゃあそれでいいじゃん。赤飯炊こう。
……というところまで書いて、土鍋も小豆も準備していたのですが、年末のわたしには必要なものに書いていた下2つ(やる気と根性)が笑えるくらい足りなかったので 今年は赤飯を諦めることにしました。買うだけ買った小豆は、遊びに来た祖母がにこにこしながら「お汁粉にしようねえ」と引き取ってくれました ありがとう喜代子ちゃん(祖母)。赤飯チャレンジは来年に持ち越しです。
実質ここから本編
さて 本当に困った 書くことがなくなってしまいました
このまま「ほんならこの記事はここでおしまい!皆さん良いお年を!」で締めてしまおうかとも思ったのですが
せっかく今年のAVCCの取りまとめをやらせてもらっているわけなので 今上がっている記事にちまちま触れてみるみたいなことをやってみようかなと思います
ここから下は完全にわたしの個人的な意見と感想です よろしくお願いします
初日の記事
今年のAVCCの順番パズルは参加者アンケートの結果を見つつあれこれやって決めたのですが 「初日誰がいいかな〜思い浮かばんな〜」と思っていた時に「えゆねるくんが初日の記事書いてくれたら面白そうだな」でトップバッターを決めました。
えゆねるくんならきっと許してくれるよね!ハム太郎!*12くらいのテンションでお願いしたところ 記事の中で「惨劇」と言われていて本当にごめん…でも面白いね…って思ったことを覚えています いい幕開けになったのではないでしょうか
10期の子達が書いてくれた記事
今年はアナビが爆誕してから10年のめでたい年でした そんなめでたい年にアナビに加入した10期のみんなが書いてくれた記事をゆるっと紹介します
10期のトップバッター、りざくんの記事。禍福は糾える縄の如し、いい言葉。これはAVCCと直接関係ないんですが、クリスマスのコナン絵がすごく素敵でした。ぜひTwitterに見に行ってみてください。
真菊さんの記事。中学の時からアナビを知っていたそう。AVCCを読む側にいた人がもうAVCCを書く側になっているんですね。キラキラしていて 眩しいってこんな感じか〜って思いながら記事を読みました。個人的にこれからのアナビでの活躍が楽しみなメンバーのひとりです。
テクノリークのシステム面で大活躍だったさっしーくんの記事。「ページ離脱を阻止する敵」の写真、個人的にめっちゃ好きなのでとりあえずそこまで見に行ってきてください。ハイトーンがよう似合うね。その後に続く記事もとっても素敵でした。
ゲッカくんが書いてくれたクイズの大会の記事。みんはやしかやったことなかったのでこんな世界があったのか〜!とびっくりしました 映像かっこいいね スモークまで炊いちゃったりするところ、見てみた〜い。
アナビパレスターで司会を務めていたもち。くんが書いてくれた記事。言葉に関する話。わたしのハンネがまるでもち。くんの読み方が「もちまる」なので、勝手に親近感を抱いています。何の話?
偶然にも担当日がお誕生日だったすぴかさんの記事。(本当におめでとうございました!)
「行列に並ぶ」ことについての記事。オムの細道、個人的に気になるお店なので今度並びに行ってみようかな。
ちなみにこの他にもネタバレがあるよ!!!と明記することでなにかに挑戦した記事があったりしたみたいですね。(挑戦の邪魔にならないように一応URLの掲載は控えておきます)
9期の子達が書いてくれた記事
個性とやさしさとほっこりとやっぱり個性がすごい勢いで押し寄せてくる、みたいな9期の子達の記事をゆるく紹介します。
共同で取りまとめをやっているトマトさんから「ちょっとチェックして欲しいんだけど」と言われた時、3回くらい確認して思わず笑っちゃったかにみその記事。かにみそらしいっちゃらしいのかも。
ピースがでかいケーキは気になるので年明けに買いに行こうと思います。
9期のお姉さん枠(だとわたしが勝手に思っています)、すみれの記事。不思議な、よく分からないのになぜか落ち着くような空気感でゆる〜っと進む記事です。読み終えた時のうまく言えないふわふわした気持ちがとても心地良くて よかったなぁ…としみじみ思っています。洗濯物干してえらいね!
Twitterでちょくちょく謎を出している初代キノコの記事。自作の謎解きコンテンツ「COMPLETE」に関するいろいろを書いてくれました。おまけがシンプルに有益。タイトルが地味に好きです。キノコ〜フレンチ提供して〜寿司でもいいよ〜 これからも謎作りがんばってね〜
でぃーらいゔの記事。 アクロス、実際にやってくれる人いないかな。観戦したいです。一つ一つの短編につけられたコメントを読んだ後に改めて読み返すといろいろ楽しいのでおすすめです。おもろかった。
エンタメに飢えている人に向けて書かれたまつりちゃんの記事。 アイスショー、ディズニー・オン・アイスしか知らなかったのでアイスショーってこんなに種類あるの!?と驚きました。丁寧な布教っていいですよね。
SnaKeijijiの記事。これは…なんだ…? と思っていたら何やらTwitterでヒントが公開されているようですね。現状わたしには何が何だかさっぱりなので(いじじごめん)、何かわかった人がいたらぜひ教えてください。
ソルトの記事。個人的にあったかい飲み物片手に読んで欲しい記事です。あるつさんの記事が読める日をのんびり待ちながら そるちゃんの素敵な気付きが散りばめられた記事をもう一度読ませてもらおうと思います☕️
「タイトルは長ければ長いほどいい」と言っていたlaboの記事。どれくらい長いタイトルなのか、ぜひ見に行ってみてください。わたしは今年の夏、キャストの組み合わせは違えど同じ自由が丘の研究所で先生として生きていた人が、一体何を考えながら演じていたのか、なるほどな〜と思いながら読んでいました。
ゆるふわ時々毒舌デザイナー、たぴの記事。どうやら感想フォームがあるようなので、最後まで読んだあなたはぜひ感想を送ってあげてください。わたしは感想を送るために、正確にはフォームを探し出すためにもう一度記事を読み直しに行こうと思います。ていうかフォント作るってなに???すごくない?????
今年の夏、自由が丘でペアを組んで先生をやっていたijの記事。これは真面目に褒め言葉として使うのですが、ijは「奢りがいのある人」という表現がすごく似合います。いっぱい食べてえら〜い。お肉おいしかったね。記事の内容をだいたい知っていたはずなのに、公開された後しっかり笑いました。未だに最後まで読む方法がわかっていません。困った。
gawaさんの記事。登場する顔文字のゆるさが個人的なツボです。今回は断念しちゃったAVCCのネタ、来年のAVCCで書きませんか?*13
最後まで読んだ時の言葉にするには難しくて、でもなぜか人に「これ読んでみてよ!」って言いたくなるあの感じ、めちゃくちゃ好きだったな〜。
9期の元気っ子、ハルティの記事。いつも「今日もハルティは元気やな〜」の後に「ハルティわたしの一個上なんよな…」と静かに驚いています。ちょっとした嬉しいことを見つけて、ちゃんと嬉しいこととして認めてあげられるのってすごく素敵なことですよね。ハルティのそういう素敵なところ、めちゃくちゃ見習いたいです。
同期の愉快な記事まとめ
愉快な同期たちの記事を雑にゆるく紹介します。大体どの記事も濃いです。そこがいい。
ポケカの大会の0次予選で負けちゃったいべの記事。アイマス気になるけどあんまりわかんないな…という人におすすめの記事です。この人に「ポケカやりたいんだよね」って言うとすごく丁寧にいろいろ教えてくれます。TRPGもそう。新規オタクを沼へ誘うのが上手いです。最近はVstar ユニバースがアツいとのこと。
KaDiくんの記事。わたしから言えることはほぼありません。ただ、この記事を書いてもらえただけで今年のAVCCをやってよかったなぁと思っています。本当にありがとう。
わたしがふざけて「ハニー」と読んだ時に「なんだいダーリン」と返してくれる最高のダチ、えんどぅー㈱の記事。 Notionのよさに関しては前々から聞いていたのですが、改めて記事で読むといいな…インストールするか…ってなりますね。テンプレが用意されているのもハードルが限りなく低いところまで下がっててとってもよい。お姉ちゃんのハルチャンが描いた猫も可愛くて素敵。
「アナビのデザイナーを1人思い浮かべてください」と言われたら、わたしはこの人を思い浮かべます。今年アナビのみならず様々なところで大活躍だった サメをこよなく愛するたんじさんの記事はこちら。 🦈サメから逃げてはならない🦈
記事にちょくちょく出てくるイラストが最高にいい。
アナビきっての好青年ことRickくんの記事。「なんか面白いことやってくれそうだな〜」と思っていたら本当に面白いことをやってくれました。どことなくゆるく笑えるコンテンツに特化したWebメディアみを感じます。3,500円の価値を改めて再認識すると、不思議と見落としていた事実に気付けるのかもしれません。
先輩が書いた愉快な記事
愉快な先輩方が書いてくださった記事をゆるく紹介します。言うまでもなく濃いです。
AVCCといえば、みたいになりつつあるいつきさんの記事。この記事を参考に有馬記念の買い目を決めた人もいるのではないでしょうか。どうだろう 夢は見れましたか…?🏇 わたしは2021年の有馬記念を見た人たちと一緒に、しっかりがっつり夢を掴んだいつきさんにご馳走になろうと思います ごちそうさまです!!!
去年落としたから今年は絶対に出す!って言ってたわかさぎさんの記事。無事に出てほっとしました。よかった〜〜〜〜〜。今年5月に開催された謎解きの祭典、AnotherVision ARCADEの主犯こと制作指揮をしていたわかさぎさん本人によるアナビアーケードの裏話が読めちゃうらしいです。必見。
個人的に面白いことやってるなって思った記事
アドベント企画ってなんだ…?と思いつつ、面白いからいいよ!でGOサインを出したり初稿で笑い転げたり困惑したりしたいくつかの企画を紹介します。
匿名大工によるクソデカ平屋建てをお楽しみください
Twitterで#AVCC平屋建てがついた一枚謎付きのツイートを見かけたけど、あれってなんだったんだ…?というそこのあなた。もしくはとにかく今謎が解きたい!というそこのあなた。お気に入りの謎を探しに、平屋建てへ遊びに行ってみるのはいかがでしょうか。沢山の一枚謎が並べられています。誰が作ったのかは非公開、正誤判定や質問などは出来ないようですが、だからこそいろんな想像が広がりますよね。
「この同期やばいな(おもしろ〜)」と思った記事その①
ろらくんアナビのビタミンC担当だったんだ〜、と思っていたら突然懸賞付き近況予想が始まりました。そんなことある?????(ある。)
残念ながらフォームの回答期限は過ぎているので、「ワンチャン狙ってなんか書くか〜!」とか、「とりあえずなんかボケとくか〜!」はできませんが、回答を的中させる2022年最後のラッキーパーソンは現れるのか、21:00を待ちながらわくわくそわそわすることはできそうですね。
「この同期やばいな(おもしろ〜)」と思った記事その②
タ イ ト ル が 英 数 字 の 羅 列 。
英数字の羅列とスプシだけで「なるほど団体戦だな?」って協力を始める謎クラの皆様の団結力やら理解力やらに驚くと同時に年末に1人でこの企画を作りあげたいっちーくんがシンプルにすごいやら意味わからんやら。記事を読むためにはTwitterで#AVCC_22_1228で検索するといいかもしれません。果たして記事に辿り着ける勇者は出てくるのでしょうか。楽しみですね。
おわりに
多分今世に出ている記事は全部紹介できたんじゃないかなと思います 思ってたより長くなっちゃった ここまでお付き合いいただきありがとうございました
いい感じにこの記事を締めたいのですが 上手い言葉が全く思い浮かびません 何を隠そうこれを書いているのは12/30の29時過ぎ。寝なければギリギリ今日だと言い張れると信じているので 広義12/30にこの記事を書き上げました いや〜楽しかった ほんでアナビってこんなに面白い人がいっぱいいるんだな〜という再確認のいい機会になりました
さて この記事を書いている間ずっとわたしの周りをうろちょろしていたミラ(2歳、トイ・プードル)に「締めといえばご挨拶みたいなことない?」と聞いてみたところ、おそらく肯定してくれたからこそ出たであろうクソデカあくびをされたので簡単なご挨拶でこの記事を終わらせたいと思います
ごあいさつその2
今年も皆様に大変お世話になりました 2022年はアナビの公演で初めてスタッフや司会をさせていただいたり、自分が制作に関わったコンテンツが世に出たり、STOROBOXでお芝居をしたり、新たな出会いと寂しい別れを経験したり、いろんなことに挑戦したりしました
来年の目標はまだ考えていませんが、一つやりたいことが決まっているのでついでにここに書いておこうと思います。バンジージャンプやりたい。橋から川めがけて落ちるやつ。おすすめのバンジースポットとかあったら教えてください。
来年もゆるゆるのんびり頑張っていきますので、何卒よろしくお願いいたします。
それじゃあね、さようなら〜。また来年、どこかでお会いしましょう。
AnotherVision ARCADE ありがとうございました!
🎄🎄🎄メリークリスマス!🎄🎄🎄
7期のわかさぎです.
=⚠️CAUTION⚠️=
この記事はAnotherVision Countdown Calendar 2022 25日目の記事のうち一つです.
同じ日の記事に9期のij君の記事もあるので,是非ご覧ください.
人のお金で焼肉が食べたいです 是非是非お待ちしております.
AVCC,いろんな記事が読めて楽しいですね.
残念ながら私は噂を聞いているだけで,実際私は,ここ最近師走すぎて実はほとんど読めていませんが.
投稿日がクリスマスより後になってしまい,せめてもの償いとしてクリスマスアピールをしているのも,それが原因です.
ちっさい文字でお詫び申し上げます.
はじめに
さて,皆さん,良いお年をお過ごしでしょうか.大晦日の挨拶はこれで適切でしょうか.
今年,私は,色々なことをやりました.
色々なAnotherVisionの企画に関わったり,
PCゲームをいっぱいやりました(ストーリーとかのネタバレにならないように一部伏せ字にしています).一千極枚のクッキーを焼いたり,理解してみたり,敵を倒しては毎回ランダムな報酬をもらい強化して■■と戦ってみたり,でかいハンマーを振って銃を持ってみたり,■■■を回しながらカードゲームをプレイしたり,可愛らしい見た目をした■■■とともに世界を■■しながら冒険したり,呪われた船の秘密を解き明かしたり,絵をAIに書かせてみたり,入れ子構造の世界を解き明かしてみたり,殺人鬼になったり,殺人鬼から逃げてみたり,時間に応じて迫り来る敵を倒しながら■■分間生き延びてみたり,■■■■■る■■ゲームをプレイしてみたり.羊の子としてカルト宗教を運営してみたり,■■■■するパズルゲームをやってみたり,タンブルウィードになってみたり,カルト宗教の主祖になってみたり,忙しすぎて休む暇がなかったり,フランスで■■■■で生き延びてみたり,ロボットが人間を奴隷として使う世界に行ってみたり,可愛らしいポニーと戯れたり,ものに化けて鬼から逃げてみたり,人生のレールを慌ただしく引いてみたり,毎時間■■に起こされたり,version4.2をプレイしてみたり,■■書きしてみたり,目撃者の亜種になってみたり,5つの■■を集めてみたり.........
(これらのタイトルの解答判定はDMとか人が見えない場所まで.人がインディゲームとかをプレイする楽しみを奪わないでね!お兄さんとの約束だぞ! 今年一のおすすめゲームは,TUNICと,CARDSHARKだ!)
学生生活を送ってみたりしておりました.
そして,今年にはいろんなことがありました.
ONEPIECE FILM REDが公開されたり,HUNTER✖️HUNTER の連載が再開されたり,大規模なHUNTER✖️HUNTERのドーム型公演があったり,マドマギ脱出があったり....
色々なことがあった一年でした.
そんな一年でしたが...
実は,
AnotherVision ARCADE も,
今年ありました.
僕自身も実際,もう一年は経った気がしていましたが,そんなことはなくて,
GAMESPACE,CHEATEST,カイテテンセイ,メモリドル,ミッションインティッシュフル,ONCE,架空公演ガチャ
が初めてこの世にお披露目されたのも今年(2022)だったってことなんですね!
びっくり!
というわけで,今回のAVCCでは,今年がエンドしまって,来年にアセンドして,みなさんの記憶がリセットされてしまうその前に,AnotherVision ARCADEのセントをもう一度感じてもらえればと思います.
.....
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...
..
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..
...
....
.....
=⚠️CAUTION⚠️=
上のセリフを読んで煩いなと思った方や,
成果物が上がったものに対して,後付けで物事が話されているのを聞くのが嫌な方は,
ここで下のボタンを踏むか,ブラウザバックをお願いします.
さて,改めまして,AnotherVision ARCADEの制作指揮を務めていたわかさぎです.
自己紹介は,以下の通りです.ここ最近は専ら運営周りをしてます.
自己紹介
わかさぎ(AnotherVision 7期)
制作関与物
今回のアドベントカレンダーでは,AnotherVision ARCADE の裏(?)話 をほんの一部だけしようと思います.
舞台裏
何を話すにしても,物事の始まりを話さないと始まりません.
AnotherVision ARCADE(以下,ARC)の企画段階の話をしようと思います.
企画
ARCの発案が(僕の中で)なされたのは,2021年8月でした.
コロナで対面の活動が制限されていたことや,オフライン公演の制作機会としてもっぱら有名だった学園祭の存続が怪しかった時期です.
東京大学の五月祭はAnotherVisionにとって公演を制作する一つの重大な機会でしたが,2021年の五月祭は九月に開催されるといった具合に,コロナウイルスの感染度合いに左右される機会となっていました.
実際2021年の駒場祭は完全オンラインであることがその時点で発表されていましたし,繰り返される波を見るに,次年度の五月祭で新作公演を打てるか怪しいと言った状況でした.
そこで,AnotherVisionで,新作を出す機会を作りたいな!ということでこのイベントは始動したわけですね!
なお,実際は,3月にAnotherVisionから新作公演が2つ出たらしいですが..........
コンセプト決め
この時点ではまだ"ARCADE"の名前は決まっていなくてアナビフェスvol.2(仮)という名前でした.この(仮)は,絶対にこうはしないという意思の現れでした.
実際,上のアナビの作品をいっぱい出す機会を作りたいな!っていう話を詳細な話抜きに,端的に人に伝えるには,アナビフェスをやりたい!と声高にいうことでした.しかし,明らかに前回のアナビフェスと今回のアナビフェスは,同じ"フェス"という括りにしたくないという確固たる考えが,運営陣にはありました.
今回のイベントはそもそもフェスじゃないし,前のものの踏襲と思われたくなかったですし,思われるべきでもないと考えていました!ということで,鬼のコンセプト決めが開催されました.
コンセプト決めにおいて重視していたのは,前回のアナビフェスとの差別化を行った上で,今回のイベントのキーワードとして上がった,「騒ぐ・祭り・新しい・人が多い・大きなイベント」であることをパッと見た印象で伝えることです.
この印象に合わせるために様々な案があがりました.
ここでは没案の一部をご紹介しましょう.
- NAZO TOKI WONDER LAND AnotherVision
- アナザービジョンプロジェクト
- 22 AnotherVision Style
- AnotherVision SCRAMBLE
この中でも,AnotherVision SCRAMBLE #アナビスクランブル は制作陣の中でも人気が高く,引退を惜しむ声が多くありました.NAZO TOKI WONDER LAND....さん!?
最終的には,喧騒を思わせるようなSCRAMBLEから少し落ち着いた,地方の商店街を思わせるような,ARCADEに落ち着いたわけですね.
お披露目
コンテンツも出揃い,安定感も増してきました.時は3月,いよいよ表舞台に出る時です.
告知
いっぱいイベントを同日にやるんだったら,映像で告知したいよね!というわけで制作されたのがこちらの告知です.
AnotherVision ARCADEは、過去の名作やリメイク作品、完全新作など、さまざまなコンテンツが集まる一大謎解きイベントです🔥
— AnotherVision公式アカウント (@Another_Vision_) 2022年3月13日
アナビ一色の二日間をお楽しみに✨
次の告知は 【3/19(土) 21:00】公開🗓
#アナビアーケード
ヒント満載の告知動画はこちらから!👇https://t.co/VyH7mJSuef
このオープニングは
テキスト – Eddie (僕彼のアドベントカレンダーを読むために毎年齢を重ねています)
ロゴ・ビジュアル– えっふぃ(ARCADEのビジュアルを1から作った,制作進行となぜか兼任している化け物)
音楽 – 黒鉄桜 (ED,OP両方作った人,ARCADE内のコンテンツのBGMも複数制作)
映像 – あさぎなぎさ (ED,OP両方作った人,実は動画制作がこれが初だったらしい)
ディレクション-わかさぎ(添えるだけ)
広報,そして告知に様々な形で関わってくださった皆さん
によって産み出された作品です.:thankyou:
Ready?から始まる1分間のARCADEのオープニングでした!
実はこの動画は,ツイートに書かれている通り,"ヒント満載"でございました!みなさん,謎解きに慣れていらっしゃるので,どんなコンテンツが演じられるか一眼見たらわかったと思います.
例えば...リサイコロボックスとか!
えーと...あとは.......
....そう,それしかありませんでした.AnotherVision ARCADEは,過去の名作やリメイク作品、完全新作とかゆるふわなことを言っているのに,実際に放出されたのは,狂気の布陣でした.5月GW最終日の2日間に放出されたのは,
- 過去の名作・・・1
- リメイク作品(ほぼ新作)・・・1
- 完全新作・・・5+2(GAMESPACEを分けたら11)
正気か?
この時期にはもう決まっていましたが,企画当初はこんなに新作が出せると思っていませんでした....
AnotherVision の恐ろしさが伝わってきますね...
コンテンツをプレイした皆さんがその上でOPを見返すと,また何かに気づけるのではないでしょうか.ぜひ再度ご覧ください.
舞台袖~当日
時系列に拠らないよしなしごとをこちらに.
GAMESPACE
いっぱい公演あるし,せっかく会場来てもらったんだし,ハシゴする人もいるだろうし,公演と公演の間も会場で楽しめる時間を作りたいね...! という考えのもと企画されたのがGAMESPACEです.こちらの企画は,とんれん により原案が持ち込まれました.
何度でもスキマ時間に繰り返しプレイできる状態を目指したのですが,隙間時間だけでなく色々なコンテンツをコンプリートする猛者も現れたようで嬉しい限りです.
GAMESPACEに留まりませんが,ARCADE全体として,ディズニーランドのような空間をお届けしたいという意気がありました.少しでも意気の息吹がが伝わっていると嬉しいです.
(ハッシュタグは#アナビゲームスペース)
架空の公演ガチャ
ARCADEって言ってるし,なんかゲームセンターっぽいものおきたいな〜
人がいなくても楽しめる何かおきたいなぁ〜
候補:
- クレーンキャッチャー
- 意味もなくバスケットボール入れるあのゲーセンにあるやつ
- エアホッケー
うーん....
そうだ!ガチャガチャだ!!!!
ということで会場にガチャガチャを入れることが確定しました.謎に行動力だけはあります.
じゃあ中に何入れよう〜ってことで発案されたのが架空の公演ガチャです.
(発案者を探しています...あの時相談に乗ってくれていたのは...誰だったっけ....遺失物を発見された方は私のDMまで.... 発案者届きました.もう一人の制作指揮,タコワサビでした.)
下のハッシュタグからガチャの世界へ行ってらっしゃい!
(ハッシュタグは#アナビ架空公演ガチャ - Twitter Search / Twitter)
年表
ARCADEが開催された際はAnotherVisionはもうすぐ10周年だなぁ〜ってという頃合いで,今までのアナビの歴史についてまとめたものが欲しい!となりました.
権利の確認が急ピッチだった都合上,一部のコンテンツが載せれていませんが,(twitterに画像も上がっているようなので )ぜひ,確認してみてください!デザイン:あいちゃんの力作です!
エトセトラ
GAMESPACEに,たまたま会場の近くを通った親子連れの方が参加して楽しんでくださったり,ONCE一日目最終公演での成功で盛り上がったり,会場に行ったら風船が飛んでいたり?あせろらとRickによって作られた,来場時と退場時にもらえる謎が存在していたり.ここには書き切れないですが,前日の用意から翌日の朝まで,色々な喜哀楽が生まれていました.
当日,中断を検討しないといけないような大きなトラブル等なく無事に終了することができました.ありがとうございました.
(もし気に入ったけど,まだ感想ツイートをしていないコンテンツとかがあったら年を越す前に,もしくは越した後にしていただければ....関わった人の励みになるかもしれません #アナビアーケード)
おわりに
以上,ARCADEのあとがきでした.まず,ここまで読んでくださってありがとうございました.
グランドフィナーレの動画を持って,再度お別れとしましょう.
乱暴に僕に振り回され続けたえっふぃ,タコワサビ,はじめ,関わってくださったAnotherVisionの皆さん,そして,来場してくださった方々,そして画面の前の皆さんに感謝を捧げながら,閉園とさせていただきます.
それではまた,次のイベントでお会いしましょう.